【小松直樹さん】移住を“支援する側”から“される側”へ

更新日:2026年08月03日

🎤ヒョウゴジテンがインタビューしました!

今回、「ヒョウゴジテン」に所属する学生さんが、三田市に移住してきた方にインタビューを行いました。


💡「ヒョウゴジテン」とは、大学生が運営・発信しているメディア(学生団体)です。
兵庫の美しさや魅力を最大限に伝えるための活動を行っています。

 

「移住って、“支援制度”だけじゃ生まれないんですよね」

そう話すのは、三田市の高平に移住した🌻小松直輝さん。

実は以前、広島県で移住促進のお仕事をされており、“移住者を受け入れる側”の人でした。


小松さんが見た移住後の “リアル”とは、何だったのでしょうか?
今回は、小松さんの元を訪れ、お話を伺いました。

 

小松さんインタビュー(写真)1

 

なぜ三田市、そして高平へ?

「仕事の関係で、三田市へ移住してきたんです」


コミュニティマネージャーができるということで、三田市を選ばれた小松さん。
関西学院大学のコミュニティ拠点「Spark Base」で、お仕事をされています。


💡「Spark Base」では、学生や地域のさまざまな人々が集まり、連携し、起業や社会課題の解決、新たな価値の創出を目指す共創拠点となっています。

 

三田市の魅力

その中でも高平を選ばれた理由は、とてもシンプルなものでした。


「妻が自然が好きで、自然に囲まれた場所に住みたいって」


パートナーの希望で、自然が豊かな高平に決められたとのこと。実際に住んだ感想をお聞きしたところ、「かなり理想的な場所に住めている」というお言葉をいただきました。


「高平は山が広がっていて、空気もおいしくて。自分のリズムで生活できていると感じます。それに、なんといっても、三田市は人の良さがありますね。引っ越しの際に協力してくださったり、コミュニティがいくつもあるので、人と関われる環境が整っていて、すごくいいなと感じました」


高平と三田市の魅力を、そんな風にお話しされる姿がとても印象的でした。

実際に三田市は、身近にたくさんの自然があって、でも都市にも気軽に行ける場所であると感じます。田舎の良さもあって、都会の良さもある。この“ちょうどよさ”は三田らしさではないでしょうか。

 

移住して初めて分かったこと

「なかなか“これだ”という家が見つからなくて…」


新しい場所や人との出会いには、いつもワクワクするという小松さん。その中で一番苦労されたのは、 “家探しの難しさ”でした。


「不動産会社などを頼っていろいろ探してみたんですけど、なかなか難しくて…。知り合いの方に相談したら、家探しに協力していただける方々を紹介してもらえたんです。そこで、ようやく見つけることができました」


こういった体験を通じて、移住者の方が抱えている本当の不安に気づけたんだと、小松さんはお話しされていました。


「家探しの難しさや移住先のコミュニティに対する不安は、実際に体験することで、肌で感じました。移住者を迎え入れるコミュニティも大切なんだなと。多くの方が相談に親身になって聞いてくださって、協力もしてくださって。とても感謝しています」


さきほどお伺いした「三田の魅力」でも、人の良さをお話しされていた小松さん。
移住をすることで、その大切さを実感されたのだと思います。

 

小松さんインタビュー(写真)3
小松さんインタビュー(写真)2

これからやりたいこと

「やってみたいけど、まだ実践できていない人や一歩踏み出せていない人の後押しをしたい」


今後の目標は、現在「Spark Base」で取り組まれている活動を広げながら、そういった人たちの挑戦しやすい場をつくっていくこと。さらにその場を「Spark Base」でのイベントへ繋げられたら、と語ってくださいました。


「魅力的に感じてもらうには、実際に住んでいる人たちが、生き生きと過ごしている姿が大切だと思うんです。その姿を、これから移住を考えている人たちに、伝えられる環境を作っていきたいと考えています」

 

取材を終えて

今回の取材で印象に残ったのは、「人」に関するお話です。

どのお話でも「人」という言葉が出てきました。家探しや引越を手伝ってくれる人、移住先のコミュニティで関わる人、相談に乗ってくれる人、さらに魅力を伝えようとしている人。

お話を通して、移住は制度や環境だけではなく、そこにいる人たちの関わりによって、成立するのだと感じました。


三田には、その人々の“受け入れる力”や“温かさ”があるのではないでしょうか。
そう感じると同時に、自分自身も「どこで、誰と、どういった人たちと暮らしていくのか」を考えたくなる取材でした。