【岡田佳保里さん】シャボン玉でつながるまち

更新日:2026年08月03日

🎤ヒョウゴジテンがインタビューしました!

今回、「ヒョウゴジテン」に所属する学生さんが、三田市に移住してきた方にインタビューを行いました。


💡「ヒョウゴジテン」とは、大学生が運営・発信しているメディア(学生団体)です。
兵庫の美しさや魅力を最大限に伝えるための活動を行っています。

 

「シャボン玉で、人が集まる場所をつくりたい」

そんな一言から、このインタビューは始まりました。

今回、ヒョウゴジテンが訪ねたのは、三田市フラワータウンで活動する🌸岡田佳保里さん。
結婚をきっかけに宮城県から移住し、現在は地域でのイベントを企画しながら、人と人をつなぐ活動をされています。


岡田さんが三田市での生活をスタートしたのは、平成30年。
そこから約7年、現在の活動をどのように始められたのか、お話を伺いました! 

 

岡田さんインタビュー写真1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三田市での暮らし

「最初は、知り合いがほとんどいなくて…」


そう話す岡田さん。パート先でできた人間関係がすべてだったといいます。
けれど、お子さんが生まれ、幼稚園や子育て広場に通うようになると、状況は変わりました。


「ほかのママさんともお話しするようになって、気づいたんです。
多くのママさんが、ほとんど“移住してきた人”なんだって」


「正直、“知らない土地での子育て”って、もっと孤独なものだと思っていました。
でも三田市では、子どもをきっかけに人とつながる仕組みができているように感じます。
ママさん同士で、不安なことや困っていることを話し合ったり、気持ちを共有できたり、そういう場所があって、とても安心できたのを覚えています」

 

「やってみたい」が動き出した瞬間

岡田さんの転機となったのは、市が開催した”「やってみたい」のはじめかた” というワークショップに参加されたことでした。

💡「やってみたい」のはじめかたは、「私の明日をもっと楽しくする」を合言葉に、一人一人の「やってみたい」を実現するワークショップです。


そこへ、「小さな雑貨屋をやってみたい」——当初、そんな気持ちで参加した岡田さん。
でも参加されているうちに、頭に思い浮かんできたのは息子さんの姿でした。


「息子が年中さんだったころ、自転車に乗れなかったな、って」


親子だけだとなかなか練習がうまくいかなくて、転んでしまうこともあったとのこと。


「ふと、うちの息子みたいに、ほかの子どもたちも練習に苦戦しているんじゃないかな、って思ったんです。お友達となら、子どももやる気が出て練習になるかもしれない。ひとりだと挫折してしまうことも、みんなで取り組んだら、楽しく頑張ってくれるかも…!って、そう思いました」


そこから生まれたのが、“みんなと一緒に自転車の練習ができる場があれば”という思いでした。


その思いに触れたイベント管理者が、岡田さんに「実際にイベントにしてみませんか?」と声をかけたことから、岡田さんの活動の第一歩が始まります。
地域のいろんな人に協力してもらいながら、イベントを企画、開催することに成功しました。
一人の「やってみたい」という思いが、まちの活動に変わった瞬間でした。


でも、そういった活動を続けていく中、いろいろな限界にぶつかったと言います。


「最初は、個人でやっていたんです。そうすると、費用とか、難しい部分があって…」


そこで立ち上げたのが、交通安全と防災をテーマにした「KIZUNA」という団体でした。

ご自身が体験された東日本大震災や、ご家族が被災されたとき、何もできなくて、もやもやした時期を抱えられていたことが、団体のテーマを決める大きな理由でした。
復興業務に当たられていた経験もあって、岡田さんだからこそ、「防災について伝えられること」があるのではないか。

そう考えられたのです。

 

岡田さんが本当に「やりたいこと」

「子どもたちと楽しいことがやりたい!」


そう言って岡田さんが挙げたのが、“シャボン玉”でした。


「シャボン玉をやると、すごく子どもが喜んでくれるんです。私自身もすごく楽しくて。シャボン玉をきっかけに、気軽にみんなが集まれて、20年後とかに子どもたちが『まだシャボン玉やってるかな?』って、帰ってこられる場所であったらいいなって。
あと、新しいお友達や親御さんとの出会いの場にもなると嬉しいですね!」

 

岡田さんインタビュー写真2
岡田さんインタビュー写真3

 

 

地域を越えて、人と人がつながる、交流できる場所を作りたい。
人の輪や温かい地元の記憶が残るよう働きかける岡田さんの取り組みは、とても素敵で、温かい思いがたくさん詰まっていました。


「それに、三田市のママさんやお年寄りの方たちって、本当に元気で、理想的な人たちが多いんですよね!周囲の方たちからたくさん刺激を受けて、これからの活動についても考えています」


「将来、自分がやってきた活動を一つ一つ、数えていきたい」


最後に、未来への活動についても熱い思いを語ってくださいました。

 

取材を終えて

今回、私たちが取材で感じたのは、三田市は“何かを始めるきっかけが転がっている”ということです。

一人のママさんがイベントをつくり、団体を立ち上げ、地域を動かしていく。
それは人々の「やってみたい」を受け止めてくれる環境が、三田というまちにはあるからだと感じます。


三田市は、“住む場所”というだけでなく、“何かが始まる場所”でもあるのかもしれません。
ぜひ、みなさんの「やってみたい」も、三田市でかなえてみませんか?