SANDA×農「大地の力を蓄えた美味しい野菜と人々の交流をはぐくむ」【坂本薫さん】

更新日:2022年12月21日

SANDA×農
大地の力を蓄えた美味しい野菜と人々の交流をはぐくむ
坂本薫さん

 有機農法で育てた野菜を食べたとき、今まで食べていたスーパーの野菜との違いに感激し、自分でも栽培してみたいと、10年ほど前から農業への関心が向いていった。仕事と母親の介護を両立するかたわら、グループ「お米の勉強会」で借りていた篠山市の農地で在来種・固定種の野菜づくり、種とりなど、農業への実践を深めていった。
 2年前、これからは「自分の好きな生き方をしよう」と一念発起。蛍が飛び交う、羽束川のほとりに建つ農地付きの民家と出合い、農的生活をしたいという坂本さんの夢が実現した。長年使われていなかったため傷んだ部分を少しずつ手入れして、多くの人が集える場所にしたいと考えている。とはいえ、まだ採れる作物も限られ、慣れない田舎暮らし。近所の人が野菜をおすそ分けしてくれたり、神社の祭りに誘ってくれたりと、温かく受け入れられ助けられている。
 「ほたる農場」と名付け、無施肥、無農薬のお米づくりや野菜づくり、醤油造りの体験会などを通じて、小柿の地で、多くの人と農業の大切さを分かち合いたいと言う。

近くを流れる羽束川

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風が通り抜ける、大きな倉庫は、仲間との交流の場

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自然に寄り添う暮らしを楽しむ

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